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力をつけるということ(手芸③)

手芸編連投3回です。


先ずは今月からレッスンをスタートされたみかさん
二児のママでお仕事もお持ちです。
2番目のお子さまが女の子で
そのお子様の為に手編みを覚えたいと生協のキットを購入して編もうとされたのですが
編み図を見ても動画を見ても先に進めないと教室の門を叩いてくださいました。
鎖編みからスタート
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かぎ針編みの基本は鎖編みと細編みと長編み。
これをきちんと編めるようになってレッスン終了前には
この3つの技法を使ったシュシュが編めるようになりました。

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2回目のレッスンでシュシュが完成。
購入されたキットを編んでいくまでになりました。

お仕事に育児・家事、同じようにこなされてレッスンに参加されている方との時間はとても楽しかったそうです。
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手芸はそんな楽しみも沢山ありですね♫
折角購入された6つのキット、レッスンで全て完成として無駄にしないようにしましょう(^▽^)/
それにしてもキットに付属のかぎ針は粗悪品です。
編み心地が全然違うと正規メーカーのものを求められましたが
どうせなら良いものを付けて欲しいものです。


☆みほさん
レッスンスタートから丁度1年経過です。
この1年で
シュシュ、ネックウォーマー兼帽子、ベレー帽、ベスト、アンダリアバッグ、モチーフバッグ、
私の記憶が正しければこれだけのものを作られました。
今回は初めて編んだスクエアのアンダリアバッグより沢山入るものが編みたいとバケツ型のバッグを編んで頂き完成間近となりました。
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アンダリアの糸は毛糸とは編み勝手が違って初めて編んだ時は何度も解いて
糸が割れそうになったこともありましたが
流石に沢山編んで来ただけのことがあります。
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底部から増し目としながら細編みを編んで途中で模様編みへの切り替えも上手くいきました。
丸く増し目をしながら編むって難しいのですが
お家で上手くいかないと別色でアンダリアを購入して練習したと聞いてその熱心さに驚きでした。
持ち手も重いものを入れても伸びないようにしっかりと編んで頂きました。
内袋も縫って縫い付けたら持ち手の付け根部にマキちゃんのバッグを真似て
花モチーフを取り付けるそうです。
丸く編むのが解かずに編めるのって実は凄いことなんです。
帽子も編めるよと言うと次はそれにするって。
決して背伸びしないでそれは簡単ですか?って提案するデザインを確認する彼女。
順を踏んでクリアしていくところが上達の秘訣でもあります。


☆みきさん  
遠方から参加の彼女は
同じく遠方から参加のあみさん同様
ケーキやパンレッスンとダブルで手芸レッスンを可能な日に入れていらっしゃいます。
  IMG_3218
ハートのリボンリース、
製作中のご本人の画像がありませんが完成したらお披露目します( *´艸`)


☆よしかさん
お家でも頑張ってかぎ針編みを編んでいらっしゃるほどの彼女ですが
初めてのアンダリアバッグに苦戦中です。
丸く編むって難しいようです。
  IMG_3285 画像
完成に持ち込めますように♡


☆あゆみさん
出来立てのほやほやのショルダーバッグです。
  IMG_3289
昨年末のリボンリースレッスンが人生初の手芸だそうで
今年から本格的に手芸レッスンをスタート、
先ずはクロスステッチからと数点製作されましたが
当初はピンクッションにしようと刺し始めたものながら
生地一杯に刺すこの模様をピンクッションにするには勿体ないという私の言葉と
鳩にピンを刺すのは可哀そうという彼女の思いから
ショルダーバッグにすることを提案して完成しました。
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ミシンも何十年ぶりとのことですがやってみたら何とかなりましたね。
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お財布と携帯を入れてこのまま帰りにお買い物と帰途につかれました。
撮影しそびれましたが内布もオシャレですよ((´∀`*))

ここまでご紹介して
タイトルで何が言いたいか、既にお分かりだと思います。

簡単手芸を楽しみたい方には当てはまりませんし
それを望んでの参加も勿論welcomeです。

しかし、
現在の手芸レッスン受講を希望される方の全てが望まれている手芸の内容には
ケーキやパンのレッスン以上に個人の努力が必要です。
器用だとか不器用だとか言う以前に根気よくへこたれずに進めていく気持ち、
それをお家でもしっかり進める努力が必要だということです。
急ごしらえで何か作りたいと思っても
 そんなことはありえへーーーン
ってことですね。

1週間か2週間に1回は受けていないと
作品も進まないし、
自分もしっかり覚えられないと
お仕事をフルタイムでこなしながらも
家事育児の時間をやりくりして受けたいと言ってくださる方のために
土曜、日曜に設定するようにして参加回数は増加しています。
そこにはお子様の面倒を見てくださるご家族の協力もあるわけで
有難いことだと思います。

編み物とか刺繍とかビーズとか特化した教室は他にも探せばあるはずですが
なんでも有りの教室は多分探しても滅多にないはずです。
教室でしっかり覚えたい刺繍やミシンをして
ポイントを確認したり修正をしたら
お家で編み物を進めて同時進行で複数の手芸を楽しむ方も少なくありません。
時間も他教室は2時間が殆どですが
3時間取っているのもしっかり覚えて帰って頂きたいという思いと
複数の手芸を楽しみたいという思いをサポートしたい為でもあります。

年を取ってお目目が見難くなっても手さぐりでもモノが作れる力を若いうちに培っておいて欲しい。
この連投の❶の最初にご紹介した私のかぎ針編みのカーディガンは
かぎ針編みの2号と3号で編んでいます。
もうね良く見えない時があるのですが
それでも編もうと思う気持ちがあれば手が編んでくれるんです。
 画像総模様
30年前に編んだホビーラホビーレのコットン2本取りのカーディガン。
めぐみさんがこれから編む模様編みにこの模様も入っています。
身体のサイズは大きく変わりましたがボタンを留めなければ
まだまだ十分着られます。
布で作るものとの大きな違いです。

手芸レッスンの時には努めて手編み作品を着ているのはその良さを知って頂きたいからですが
10年、20年以上の愛用品も少なくなく
長く愛用できる良さが上質の材料を使って時間をかけて編んだ作品にあるのだと
見て触れて感じて欲しいと思ってのことです。
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昨日から編み始めた棒針編み。
2月に大阪に出かけた際に購入していたリネンバードの麻糸を4号で編んでいます。
夏こそ棒針編みと皆さんがその意味を理解されて中々進まないながら頑張っていらっしゃるのにお付き合い。
糸の太さが一定していないので慣れないと難しい糸でしょうね。

棒針編みは目を落としたり編み間違っていたりすると
修正するのが大変です。
間違っていたところまで解くのも思い切って針を外して目を取り直すのは勇気がいるそうですし、
間違った箇所を解いて編み図を元にかぎ針で修復するのはもっと大変。
それが出来るチカラを持ち合わせることができるようになっていないと
おうちで編み進めても壁にぶち当たって足踏み状態になってしまうのです。
めぐみさんのこんな編み物を やり出したら1週間に一回、せめて2週間に一回はレッスンに参加しないと覚えられませんよねとの言葉の通り、
間が空くだけ記憶は忘却の彼方に〜、手は止まったまま〜ってことになって熱も失せてしまいます。
そんなことにならないように
時間を有効に使い
頑張って夏の間に完成させてこの夏を彩る一着にしていきましょう。


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