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北野天満宮梅花祭

2018年02月28日
4日間の関西四都物語が終了しました。
到着した日の大阪散歩は又改めてご紹介するとして

先ずは
今回京都に行く日程が決まった時にこの催しのことは頭にかすりもしなかったのですが
インスタで彼方此方の梅の開花と梅まつりの開催を知って
そうだ天神さんで梅花祭だと思い出し
25日の日曜日という考えただけでも多くの人でごった返しそうと思う中
出かけてきました。

北野天満宮は学問の神様・菅原道真公をご祭神としてお祀りする全国約1万2000社の天満宮、天神社の
総本宮です。
到着すると想像通りの人出で中々山門まで進めません。
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梅花祭が行われている梅苑までが遠いこと。
  
参道を避けてちょっと遠回りだけれど脇道を抜けて漸く山門内に到着
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この神社には杉の大木が多く
数日前に急逝された俳優の大杉漣さんをこの大木を見て忍ぶ発言をしている方が
彼方此方にいらっしゃいました。

今年は寒さの影響で梅の開花は3分咲きとのことでしたが梅花祭と呼ぶには今一つの開花状況ながら
この梅の花と香りを楽しみながら
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梅花祭野点大茶湯会場に入るまで実に2時間ちょっと並ぶことになりましたが
途中は行列の方々(観光客の方だったり地元の方だったり・・・)とお話ししながら

行列の中に島原の大夫さんを見つけて
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本物?とお隣の方に聞かれたのですぐにネットで検索したらその方のお顔が出てきましたから
「ほんまもんです」とお教えしたら皆さん大層お喜びどした((´∀`*))ヶラヶラ
近くにいらっしゃったので撮影の許可を頂きパチリ
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裸足どっせ!
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そしてお歯黒どっせ!
愛想良く気軽に近くの方のお話に応じていらっしゃいました。
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ちゃんと一般客と同じように行列で並ばはるんで驚きでした。
  
茶会は
上七軒の舞妓さんと芸妓さんたちの奉仕によるお茶会で
綺麗どころを間近に楽しめる又とない機会。
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座敷席の行列は椅子席に比べると幾分時間を要しましたがそのお陰で眼福でした。
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舞妓さんと芸妓さんの違いは髪型で一目で分かりますよ。

茶会を終えて肝心のお詣り
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飛梅はまだ蕾固しでした。
長い行列に後ろのおじいちゃんが京都弁で
「最近正しいお参りの仕方をテレビで教えるようになって
皆が二礼二拍手一礼でお参りするさかい
お参りに時間がかかってこないに混むようになったんや」とおっしゃっていましたが
ホンマに皆さんちゃんとできるようになってました。
私は神道ですから小さな頃から知っていましたけれど(^_-)

境内では雅楽と舞にもたくさんの見物客が
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2FCE1BC5-490E-4818-8EF9-8972A4E88C87学問の神様は大忙しです。

門を出ると天神さんはまだまだ賑わっていました。
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茶席のあるお店のたこ焼きと焼きそばを食べて遅いお昼を夜に備えて簡単に済ませ、

京都に居た頃に天神さんに来て気に入ったものがあれば購入していた陶芸家のおっちゃんから器を購入しました。
同行の友人親娘も購入しておっちゃんが喜んでくれました。
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おっちゃんから買った器に求めて来た和菓子を盛りつけ近所の方と頂きました。
仙太郎さんのお饅やっぱり美味しおす絵文字
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慣れ親しんでいるのでおっちゃんと呼びますが
有名な画廊で個展をされる全て手びねりで作陶される陶芸家です。


隣のお店の手書きの看板や表札、そしておしゃべりが面白かったけれど買わなんだ。
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天神さんでもう骨董などの掘り出し物は見つかりません( ;∀;)

お腹いっぱいと言いながら
もう天国に行かれたお知り合いの方にしょっちゅう天満宮向かいにある有名な粟餅をお土産に頂いていたのを思い出して
賞味期限は当日と言われて持ち帰りは諦めて店内で出来立ての粟餅を頂いて
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大阪に向かいました。

友人の娘のあやちゃんはプレゼントしたネックウォーマーを愛用してくれていました。
 IMG_0737アンガト♡

近くに駅のある嵐電に乗って嵐山に行こうと言いつつ
3日間の歩きと立ちっぱなしに疲れていたのか無意識に手を挙げてタクシーを停めていた私。
そのまま夕餉の大阪に向かうことにしました。

MKタクシーの運転手さんは話も面白くてメーターもすぐに倒さず
阪急の駅のずいぶん手前で止めてくれました。
久々の京都、後で考えたら梅が咲いているのであれば御所にも行けば良かったと思ったけれど
楽しい一日でした。

寒かったけれどネ、でも雪の予報から曇りから晴に変わって
雨女のあやちゃんに晴女の私が勝ちました(^_^)v

長くて(。-人-。) ゴメンネ

山形屋創業80周年記念の大京都のれん市が8日から始まりましたね。

昨年の大京都展開催の際に
レッスンで「お薦めのお買い物は?」と沢山の方に尋ねられ、
そう言えば最終日は台風通貨の日でもあったのに
全員の方が参加となって

レッスン終了後のお薦めの物産をお求めになったというお話を
次月のレッスンで伺ったことを思い出しています。

今回は初出店となった黒豆の北尾商事さんからご案内が届きまして
こちらに戻ってからも毎年取り寄せをしている黒豆が
宮崎でお求め頂けることをお知らせするついでに
お薦めの物産をここで列記します。

お買い物におでかけの予定の方は参考になさってください。

先ずは
私が学生の頃から京都みやげの定番としていた
何方にも喜ばれるお菓子【満月の阿闍梨餅】
昨年初出品となったのですが知名度が低かったのか
会場入口の好位置ながらほとんどの方にスルーされていました。

お尋ね頂いた方には
京都のデパート伊勢丹では行列が出来るほどのお菓子ですとお勧めしましたが
お求めになってモチモチの皮の美味しさが絶品でしたとのご感想でした。
ここの【京納言】もお薦めです。

そして
【鼓月の千寿せんべい】
同じようなおせんべいが沢山有りますが食感が違います。
小さなロットでも販売されていると思いますのでお茶請けにどうぞ。

【半兵衛麩の生麩と麩まんじゅう】

生麩は冷凍可能です。
お正月まで冷凍して白味噌で京芋と一緒にお召し上がりになると美味しいです。
粟麩とよもぎ麩がお薦めです。
麩まんじゅうはこちらでは食べられないものではないでしょうか?
こしあんは余り好きでない私ですがこれは別。
笹の葉に包んだお姿は雅でっせ。

【七味家の七味と粉山椒】山椒は万能スパイスという言葉がありますが
こちらでは余り食す習慣がないようですね。
おうどんやお蕎麦に七味と粉山椒
丼、うなぎの蒲焼きに粉山椒少しふりかけて召し上がってみてください。

奈良漬けがお好きな方には【田中長の瓜の奈良漬け】
京都の四条烏丸で今も古い町屋のままで営業していますので
京都におでかけの際にはお店にも足をお運びになると良いですよ。

お漬物がお好きな方には【土井志ば漬のお楽しみ袋と柚子大根】
柚子大根は半割にした大根に柚子の風味を効かせたお漬物です。
これは宮崎名産のタクワンとは又違う浅漬の美味しいお漬物で
京都の方はこんなものでお茶漬けしはるんどっせ。

ホントは川勝さんの方が柚子大根は美味しおす。
ここの柚子大根は短冊切りにしたものが漬けてあるんどす。
大宮通の本店に行かれると味見し放題、お茶のお接待もありまっせ。
ここまで行く時間のない方はデパートでも購入できます。
大阪空港の売店は無くなってしもてました。

お漬物で有名なお店のものは日持ちを良くするために塩が効きすぎです。
お~辛と思わず口にするくらい(・_;)


湯葉好きな私としては知らないお店のものでも宮崎で買ってしまいます。
知らないお店なのが自信をもってお薦めとはいきませんが千丸屋の汲み上げ湯葉】
                            ⇧クリックどうぞ
まったりとしてトロンとした食感がとても美味しく
ワサビ醤油でお召し上がりになることをお薦めします。

食べ物ではありませんが【鳩居堂の和紙】
ここのポチ袋やのし袋、便箋や封筒を持っているだけで優雅な気分になったものです。
和のお稽古事では和紙を綴ったノートを使っていました。
お茶を嗜む方にはお懐紙がお薦めです。

余談ですが
京都では縁談が纏まって結婚となるとお祝いを頂いた時に
《おため》と一緒にたいていはここののし紙に包まれた和紙をお渡しする習慣が今でも古い街では残っています。
お返しを持参くださった時にこれをお返しするって知らないで
《おため》のお金を使ってしまっていたらエライ恥でっせ。

南座横にある【二葉のにしんそば】のにしんだけを売っていたら
これも是非お求めになってみてください。
多分真空パックで売っていると思います。
これは茶そばにのせて頂くと美味しいです。

そして今年は
極上黒豆の産地である丹波篠山の中でもとりわけ最上品とされる川北産の黒豆を
そこに実家のある友人の計らいで購入しますので
【北尾】さんで求めることはおせちを作り始めて以来初のスルーとなりますが
市販されている黒豆では一番お薦めのお店の黒豆です。
黒豆と大納言、どちらもお求めになってみてください。
実際に作ってみたら他のものとは全然違うと実感頂けると思います。

三連休を挟んでの開催ですから会場は大混雑でしょうね。

今年はこれから益々朝晩の冷え込みが厳しくなる様相ですから
秋が進むのが早く
最近では見頃が12月にずれ込むことが多い京都の紅葉も
11月中頃に見頃となるかもしれませんねー。

2012年11月10日の珍しく紅葉の見頃が早かった京都です。
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トロッコ列車の車窓から望む保津川。
向こうに見える建物は星野リゾートどす。

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東福寺。全山紅葉のこの日の眺めどした。

寒くなると蕪蒸しが美味しおす。
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ぶぶ(お茶漬け)あられが会場で販売されていたら購入しておくと
揚げ物の衣代わりに使えて便利どっせ。

都をどり

2015年04月07日
今回出かけた京都では2つのグッド・タイミング絵文字がありました。

ひとつは満開の桜。
そしてもうひとつは、祇園甲部に所属する芸妓と舞妓さんが一堂に介し、
『祇園甲部歌舞練場』で艶やかに華やかに井上流の舞いを披露する年に一度開催される『都をどり』です

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4月1日に隣の建仁寺を出て都をどりがその日から開催されているのを思い出し
友人と折角の機会だから見ようと
当日券の発売を尋ねましたらお茶券付きの席は完売でした。

翌日の券には少し残席があるとのことで
歌舞練場デビューを在職時共に果たして以来と言う彼女は断念、
私は翌日に一緒する友人と行こうと前売り券を購入して出直すことにしました。 

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京都には4つの花街がありますが、祇園甲部はその中でも一番大きな花街です。

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こんな世界は縁遠いものと思われる方が少なくないかもしれませんが、
格式のある南座観劇と違って服装も気にすること無く気軽な気持ちで楽しむことが出来ます。

私は
職場の後輩が葵祭の斎王代になったことから
この後輩が京舞の井上流を習っていることを知り、
(斎王代は公には大きく言われませんが
この井上流を習っている京都の格式あるお家の方から選ばれています)
その後輩が会社の文化祭で京舞の獅子を堂々と踊る姿を見て感動、
京舞は先代の井上八千代さんが人間国宝であったことから一度その舞の全てを見てみたいと
上司に誘われた時にチャンスとばかりに同行したのが都をどりデビューでした。

それから何度となく誘われては出かけていた都をどりでしたが
今回は5年ぶりくらいでしょうか?

今までいつもご招待(その後の食事もゴチ)でしたが
今回は自前だけど同じようにお茶券付きのチケットを購入しました。

茶券付きとそうでないのでは中の楽しみ方に雲泥の差が出るのです。


芸妓さんになるには、舞や唄、三味線などの芸事はもちろんのこと、
書道や茶道・華道など、多くの日本の伝統文化を身につけなくてはなりません。

お茶券付きのチケットを購入することで芸妓さんの作品を鑑賞したり
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公演前に2階のお茶席では、芸妓さんのお手前と、
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舞妓ちゃんのお抹茶を運ぶ姿を眺めて
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抹茶と虎屋の上蕷饅頭を頂けます。
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お菓子がのっているお皿は裏に都をどりの文字が書いてあり
お土産として持って帰れます。
5色あるこの団子の柄のお皿の色、今まで赤ばかりでしたが今回初めて緑でした。
「懐紙が大きいのはそのお皿を包んで帰るものなんやで」と
可愛がって下さった近所のおばちゃんが連れていってくれはった時に教えてくれはりました。
初めての時はハンカチに包んで持ち帰った記憶が・・・・・

そして歌舞練場の古い建物内部や歴代の舞妓ちゃんが着用した着物や庭を鑑賞出来るのも
お茶券付きのチケットを購入した方の特典です。

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ここも桜が満開でした。
後半になると藤がお庭を彩ることでしょう。

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美味しそうどすやろ、私こんなん食べとうて大学の4年間茶道を習ってたんどっせー(*^_^*)


幕が開くと「都をどりはヨ~イヤサ~」という可愛い掛け声とともに、
揃いの着物の可愛い舞妓ちゃんが花道から舞台まで踊りながら京舞独特の
腰を下げすり足で進む京舞井上流独特の動きが特徴的な総踊りです。

友人も私も同じ舞妓ちゃんの指先まで綺麗な舞をする姿を追っていたようで、
宝塚同様ファンになってその舞妓ちゃんが芸妓になるまで見届けたいと思う方も少なくないのが分かります。

総踊りに続いて、熟練の芸妓さんの日本の四季を順に追う踊りが休憩なしで8幕まで1時間続きます。
最後の8幕の出演者全員による総踊りは圧巻です。

踊りに合わせる地方さんの唄と三味線演奏も素晴らしいです。

今年の演目の見どころ動画です⇛都をどり

こっちもよろしおすエ⇛前日大ざらえ 


明治維新の東京遷都に伴い、
京都では王朝以来の歴史の誇りを守るべく博覧会の計画が進められ、
その「附博覧」として明治5年(1872年)に創演されましたのだそうです。

是非春の京都におでかけの際には京都ならではの世界を垣間見て
楽しんで来てください。
 都をどり公式ホームページ 
     ⇧
クリックして詳細をご覧ください。
会期は4月30日までです。
チケットはネット又は電話、会場で事前購入が可能です。
その方が良いお席が取れると思います。

この歌舞練場で10年前ほどに歌手の一青窈さんの一夜限りのLIVEが行われました。
テレビ収録されたものを見ましたが、
彼女が醸し出す妖艶な世界がこの歌舞練場に実にマッチしたものでした。

7月と言えば京都は祇園祭一色。
10日から各山鉾町で鉾や山建てが始まります。

メインストリートの四条通りに月・函谷・長刀の3大鉾が立ち並ぶ様は
歩く美術館と巡行が例えられる通りの見事な光景を眺めることが出来ます。
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一番奥の長刀鉾の長刀が東山の緑をバックに光っていますね。
この高い建物を引きながら時に大きく辻回しをして進む巡行です。

鉾建の光景
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釘を使わず職人さんが全て縄を組んで組み立てていきます。
梅雨の開ける前の鉾建は雨にたたられることが多いのですが
日程を考えるとそんなことで中止にする余裕はありません。

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長刀鉾の車輪の大きさをご覧くださいね。

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祇園祭につきものの緋扇の花。

そしてこの時期価格が高騰する鱧。
宮崎でも沢山獲れるようですが県内の需要はそうないようで
大阪の天神祭が済むまでは関西に出荷されるようですね。
写真の骨切りして湯引きした鱧の落としがこの時期の日本料理店の懐石の定番ですが
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ホントは棒寿司や天ぷらの方が美味しいのです。

宮崎でも時々鮮魚コーナーで見かけますから
お見かけになって骨切りしてあるものでしたらお求めになって天ぷらや
うなぎのように山椒を入れた甘醤油で炊いて棒寿司にしてみてください。
ポン酢で鱧しゃぶもお薦めです。

お手軽な魚そうめん。
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何のことはない蒲鉾を麺状に製造したもの。

そして和茶房ではこんなおやつが人気です。
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八坂神社近く、祇園鍵善さんの葛切りです。
京都はところてんもですが黒蜜で食べるのが人気です。

でも祇園祭と言えば期間限定で販売されるこれがお薦め。
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錦新町の中華店《ぜぜ漢ぽっちり》で宵宵宵山から宵山までの3日間限定で販売される滲みダレ豚まんです。
1個500円ですがザーサイがたっぷり入った豚まんに醤油タレが滲みてとても美味しい。

なんて
ホントは来月のパンレッスンメニューのご案内をしようと書きかけたのですが
台風一過の今朝、
無事に鉾建てが進んでいるだろうかと思いを馳せた祇園祭に纏わるエトセトラを
ほんの少しご紹介しました。

そうそう、
先日京都にお出かけになる前にお勧めのお土産をお尋ね頂き
京都のおみやげの定番のお漬物でも
この時期だけの《水茄子》をお薦めしましたら
ご家族にとても好評だったそうです。

これも是非お出かけになったらお求めになってみてください。

8月パンレッスンメニューは追って今日中にアップします。

梅花祭

2014年02月06日
春物のコートを着ても汗ばむくらいの数日前の陽気から
冬本来の寒さが戻ってきて
身体の調子を気候に合わすのが難しいお年頃にかかっている身としては
ここのところの気候の急激な変化に
【身体がついていかん】と悲鳴をあげています(~_~;)

関東の雪がニュースで取り上げられていましたが
本来は一年で寒さが一番厳しい時期。

関西でもここ数日降雪を見たそうで
そう言えば学問の神様の菅原道真公を祀った梅の名所でもある
京都・北野天満宮の梅苑で行われる2月25日の梅花祭
梅が全然開花していない年もあったなんて思いだしています。

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豊臣秀吉はお花見がお好きだったのですね。
梅はこの北野天満宮、桜は醍醐寺、
どちらも綺麗どころが咲いた花に負けない色香を漂わせた茶会だったに違いありません。

ここ北野天満宮の梅花祭は菅原道真の祥月命日に当たる25日に
天神さんと呼ばれる市が立ち並びますが、
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2月のこの日には京都花街で一番古い上七軒の芸妓さんが
野点でお茶のお接待をしてくださいます(有料です)
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でも直接芸妓さんが点てたお茶を飲めるのは1回の点前でお一人だけ。
残りの方には奥から花街の女将さんが点てたお茶が供されます。

こんな和菓子も2月のもの
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天満宮近くの【老松】さんのものです。

2月に京都旅行にお出かけの方が数名いらっしゃるようですので
この日にお出かけでしたらどうぞ足をお運びください。
野点は午前中で終わると思いますが、
市は一日中行われています。

今はフリマの感覚で出品している方も多く
昔のように掘り出し物やお値打ちの骨董品が見つかる訳ではありませんが、
こちらでは見かけない和菓子の型や欄間など
面白いものを見つけることが出来るかもしれません。

学生の頃はこの天神さんに出かけたは
お金のない学生と知った骨董屋サンのオジサンが
値打ちの焼き物を教えてくれてお財布の中身をご存知か
安く分けてくださっていました。

そうそう、先日ご紹介しました長浜の梅が身近なところにありました。
橘橋北詰すぐの市役所前です。
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岩切章太郎賞というものを知りませんでしたが
それを長浜市が受賞された記念にこの梅が宮崎市に贈られたのですね。
宮崎で長浜の梅を見ることが出来るとは思ってもいませんでした。

京都にお出かけになって街中の見物でお薦めできるのが国民公園・京都御苑です。
御苑内の御所は春夏の一般公開を除いては事前予約制となっていますが、
御苑は広大な敷地の至る所に梅や桃、桜が咲いていて、
宮内庁職員さんの手入れが行き届いた四季の花々を存分に楽しむことが出来ます。

一昨年2月25日の御苑の梅。
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樹齢何百年の松や栴檀の中に梅の光景。
そこらの梅園とは趣が違います。
しかも北野天満宮の梅苑は入場料が必要ですが
京都御苑内はどこでも無料です。

御苑内にはあまり知られていないのですが神社や閑院宮邸跡(拝観無料)、
九條家ゆかりの茶室拾翠亭(金・土曜公開、拝観100円だったと思います)など
歴史的遺構がいくつも点在しています。
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春の観光シーズンを迎える桜は勿論ですが
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梅と桃も堪能出来るところです。

京都観光の際に一度ここへもお出かけになってみてください。

事前予約制と言いながら京都入りして時間ができたら
前日に御苑内の宮内庁事務所に身分を証明できるものを持参の上出かけると
キャンセルによって空きがあれば御所を拝観する許可が頂けます。

御苑から少し離れていますが歩いて行けない距離ではない下鴨神社の境内の梅。
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有名な尾形光琳が襖絵を書いた時のモデルとなった梅だそうで、
【光琳の梅】と呼ばれています。

京都は梅一つとっても歴史を感じますね。
歩いて樂しい街だったと行く度に思います。
市バスの一日乗車券や市バスと地下鉄の一日乗車券、
嵐電の一日乗車券、
お得なチケットを使って車窓から気になる場所を見つけたら思い立って下車、
その辺りを散策するのがお薦めです。

梅とは関係ありませんが
京都の友から美味しい漬物が届きました。
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日野菜です。
大根の先がピンク色をしていて葉と共にとても美味しいお漬物です。
一度これも京都にお出かけになったらお土産にお求めになってみてください。

そして【蕪蒸し】
こんな寒い時期の京都でお勧めの食べ物です。
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すり下ろして卵白でまとめた聖護院蕪の中に甘鯛や鯛の切り身を入れて蒸し、
葛餡をトロリとかけて頂きます。
花冷えの頃の桜蒸しと共に身体温まる美味しい京都の料理です。

今日は別の記事をアップするつもりで書きだしたのですが
京都の雪の報に京都の梅を紹介してみました。

京都御苑

2013年03月19日
桜の開花情報があちこちで聞かれる頃になりました。

昨年の京都は厳しい寒さが3月末まで続いて
桃の開花が3月末になって
桜と桃を一緒に愛でる珍しい光景を目にしました。

久々に京都のご案内です。

昨年の4月4日の御苑の名木《枝垂れ桜》
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丸太町通りの堺門から入って今出川通りに向かって進むと桃が満開でした。
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人が多いなぁと思ったらこの日から春の御所一般公開でした。
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前日の暴風雨が嘘のように晴れ渡ったその日の午後でした。
花粉も黄砂も雨で洗われ大文字がくっきりと見えました。

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御所の北側では
近衛池の池面に下がるように咲く糸桜が満開の時を迎えていました。
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この辺りも桜が一杯。
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御所の中まで市民は自転車を乗り入れて散策や子供の遊び場として利用しています。

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閉門直後の御所の前の光景です。
こんなふうに門のすぐ前まで自転車で入場して拝観出来る京都御所、
普段から市民に愛される街中で自然溢れる公園だというしるしなんですね。
 
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これは一昨年の桜満開の時。

京都御所は京都御苑の内部にある旧皇居のことを指します。
京都御苑は京都御所の前庭の役割と都市公園としての役割を併せ持つ国民公園です。

因みに環境省管轄の国民公園は、
皇居外苑、京都御苑、新宿御苑の3公園で、
戦前までは旧皇室苑地でしたが、
昭和22年より「国民公園」として広く国民に開放されています。

京都には桜の名所が沢山ありますが、
高い拝観料を払わなくてもたっぷりを春を堪能できる桜の名所があります。

国民公園《京都御苑》のホームページです。
今年は枝垂れ桜が18日に開花したようです。
早い春です。

レトロな西洋建築が立ち並ぶ通りとして有名になった三条通りです

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☆京都文化博物館・別館6613060_91047378_1small.jpg
  元は日本銀行、別館と本館の間に大きな金庫室があり、
  今は喫茶室として開放されています。
  以前は入館料を払って入場した方しか利用できなかった
  別館の一部と喫茶室が
  現在は無料で入館、利用が可能です。

    ☆旧・日本生命ビル6613060_91047379_1small.jpg


そしていつも手芸の材料を購入するのに出かけるさくらビル
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大変狭い通りなので建物の全景をフレームの中に入れることができません゚(゚´Д`゚)゚

内部は全て木造だったのが
人気のショップが入って入館者が増え構造的に問題が生じたのか
最近入口と階段部分がリニューアルされてしまいました。

通りから見る階段の光景に惹かれて初めてこのビルの上に足を運び
ビーズのヴィンテージものを販売されるイドラさんに巡りあったのが
もう30年近く前になります。

  今はこんなエントランス画像

 でも1階途中からの階段は昔のままですiphone 013.JPG

人気ショップとなったアヴリルさんは当初2階の小さなスペースでオープンされましたが、
同じように3坪ほどしかなかったイドラさん同様
3階のフロアでこの二つのショップが売り場を拡張されて
今や一番人気のフロアになっています。

こうして人気となった三条通りのレトロな建物の商用利用は
今は西洋建築ばかりではありません。

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町屋を改装した新しいショップのようです。

ウィンドウの中で輝いていたもの二つ。
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忍者が蔵の窓格子から失敬する様子を通りから見上げている姿が今時の髪型も含めて何とも可笑しいです。

シャドウボックスのようです。

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手仕事のお店です。
手が物語るもの、大好きな手の写真に見入ってしまいました。

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京都にはまだこんな古い住いの様式が街中でも沢山残っています。

今日の京都駅のクリスマスイルミネーションです。

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観光シーズンも一段落、
先日のような風の雑音も入らず素敵なイルミネーションの画像を撮ることができました。

言葉はいりませんね。

以下は動画です。ツリーから奏でられる音楽と共に楽しんでください。
クリックしてください

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おせちの黒豆

2012年12月04日
おせち料理に欠かせない黒豆。

マメに暮らせますようにとの願いを込めてお重に詰めるそうです。

もう数十年作り続けているおせちの中で
特に黒豆は丹波産、

しかも北尾商事さんの黒豆に勝るものはないと
ここの豆に拘っています。

とってもお高いので
何度か少し安いお値段の他所の丹波産で作ってはみたものの
出来上がりに満足できず作り直したことが2回あり、
その後浮気はしないとここに決めています。

今日の錦市場です。

   iphone 001.JPGピンボケ(*´ω`*)

数年前は年末の3日間ほどしか混雑しない市場でしたが
最近は観光バスのコースになって毎日がこんな状況です。

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もうお重に詰めるおせち料理が沢山並んでいました。

皆さんおうちで作らなくなっているのですね。

私の黒豆P1000437.jpg-1.jpg

黒豆は28日の夜からかかって炊き上げます。
余るように炊いて三が日が明けたらケーキを焼きます。
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  和洋折衷で作るおせちですP1000437-1.jpg

おせち、今年は一部の方と、
そして来年は教室で希望の方も一緒に作りましょう。

2年前の大雪の大晦日。
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この日友人は電車で取りに来れば良いものを車で来て
帰るまでに普通なら15分が2時間かかったそうです。

   関西の友人に宅急便で届けるのでこんなことがないことを願っています。
(⁰︻⁰) ☝黒豆一杯買ってきたよ(伝言板でした(#^.^#))

2012年11月30日
私の学生時代の4年間はこの歌と共にありました。

高石ともや『街』 ←youtubeです。クリックしてください

地元のラジオ局《KBS京都》から流れて覚えたこの曲を
コンパの帰り歌いながら帰った道。

今でもふと口ずさみます。


北山杉 ←youtubeです。クリックしてください 

この歌も大好きだった曲。
今の京都の街並みをご覧いただけます。

沢山の友と歩いたなぁ(^^ゞ

駅ビル

2012年11月28日
昨日の京都駅ビルです。
 
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開業して15年を迎えました。

京都に来て
観光地京都の玄関として相応しくない建物だとずっと思っていた先代(3代目)の駅舎。
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2代目駅舎の焼失後に慌てて建てられたとは言え
京都の玄関として味も素気もない建物だと思っていました。

現在梅小路公園に移設された二条城を模した二条駅の駅舎こそ相応しいと。

2代目の駅舎は素晴らしい建築だったのですね。
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総檜作りの建物で、失火によって焼失したそうです。


現駅舎が建った時、
正面からみた景観から大きな壁だとか、
吹きさらしの建物は相応しくないとか
京都らしさを求めていた方たちから沢山の非難の言葉を耳にしました。

でもこの設計は素晴らしいと利用の度に思います。

屋上から京都の四方を望み、
駅の2階からこれも開業当初は散々な避難を浴びた京都タワーを正面に眺め、
東と西の本願寺を真下に見下ろし絶景を楽しむ、

空中通路(ツリーの上にも架かっています)も又素晴らしい眺望。

Xmasイルミネーションが出迎える駅。
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昨日は大階段のイルミを動画で撮ったのですが、
木枯らし吹きすさぶ中で風の音で後ろのツリーから聞こえるメロディーがかき消され
せっかくの画像が台無し。

又次の機会に

駅ビルのXmas・・・文字をクリックしてください

大階段で行われるイベントは多彩です。

京都を訪れる観光客の方々にも地元の方にも
愛される駅ビルになったという感慨が湧いた昨日の光景でした。
 
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【常寂光寺】を出て、【嵯峨野清涼寺】に向かいました。

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途中【落柿舎】を畑の向こうに望めます。
    
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もう何十年もこの畑はこのままです。
時代劇の撮影に使うのでしょうか?電線もないですね。

これも目を引く建物【嵯峨小学校】です。

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銅板で葺いた玄関の屋根が歴史を物語っています。
京都の小学校は
町衆の私財を結集させて開設された【番組小学校】が多く、

当時の京都の栄華を物語る学校の建物を町のあちこちで垣間見ることができます。

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清涼寺前にもう一つ(二つ)のお目当て、
和菓子の【米満軒】さんの生菓子と
豆腐の【森嘉】さんのひろうす

の購入があったのですが、【米満軒】さんは生憎定休日でした。
     
鳥居の向かいの電信柱の手前が【米満軒】さんです。
もし桜の季節に行かれたらここの2枚の葉で挟んだ白い桜餅を召し上がってください。

そして清涼寺では拝観もそこそこに名物の茶店で

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《あぶり餅》と《抹茶のわらび餅》
 お昼の後なので3人で二つのおやつにしました。

それから最後のお目当て
嵯峨野トロッコ列車の臨時便《ライトアップ号》に乗車の為、
嵐山駅に向かいました。
  
駅舎の前、
以前あった《蘭アート館》が《ジオラマ館》に改修され
鉄道オタクには堪らないD51が展示されていました。
  
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動態保存をご覧になりたい方は梅小路機関車区にどうぞ(^_-)-☆

日没が早くなって最終便となる5時過ぎの嵐山出発のトロッコ列車は沿線がライトアップされています。

始め写真を撮ろうと試みましたが画像が流れるので動画に変更しました。
一番の見所を過ぎてしまっていましたが雰囲気を味わってください。
 
   
↓クリックしてください。
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この日の臨時便の運行を知ってチケットを2日前に残席僅かで購入できたのですが、
当日はやはり満席です。
もしチケット入手方法や運行時間をお知りになりたいようでしたら
嵯峨野トロッコ列車 に問い合わせてください。

到着駅の亀岡は京都より更に寒いです。
私たちはこの後お昼と逆のルートで山陰線で京都駅行きの電車に乗車
丹波口駅で下車してちゃんこ鍋を食べて体を温めて帰宅しました。


東福寺から嵐山、亀岡を一日ゆったりと観光できるコースです。
京都も交通アクセスが便利になりました。

晴れ女の威力は凄いと同行の二人に改めて驚かれ嵯峨野トロッコ列車を嵯峨野駅で下りて
嵯峨野散策を楽しみました。

《人形の家》の庭の林に掛かるお人形を見て
テレビドラマのクーナだなんて3人が同じことを口にしました。

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ここを過ぎてすぐ左手に百人一種で有名な小倉山があります。
この小倉山に1596年に開山された【常寂光寺】です。

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     《仁王門》


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階段沿いの苔の上の紅葉を拾いながら登る方が多かったです。

 雨に濡れて苔も葉もキラキラ輝いていました。
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ここから仁王門を振り返ると肉眼では遠くに市街地が展望できました。
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もう見頃ですね。

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今週で見納めだと思います。

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  老爺柿・・・老婆ではなく老爺でした。
  プティトマトくらいの大きさです。
  これは保津川沿いでも列車から沢山見ることができましたが、
  名前は初めて知りました。

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法隆寺ではないけれど、柿食えば鐘がなりそうな光景です。

ここで紅葉を満喫して嵯峨野清涼寺へ向かいました。

 
常寂光寺のHPです ←クリックしてください


   ・・・続きます・・・

JR東福寺駅から京都駅で山陰線に乗り換えて亀岡市の馬掘駅まで行きました。

乗り継ぎの時間を入れて30分少しです。

馬堀駅の近くで亀岡牛の精肉店が経営するレストランで食事をして
チケットを購入しておいた出発時刻を待ちました。

この時期のトロッコ列車は当日券の購入が難しく、
2日前にみどりの窓口に問い合せたら希望の時刻は既に残席②で
次の便でチケットを購入できましたが、残り僅か。
当日は立ち席でしか購入できませんでした。

早めの購入をお勧めします。

お腹が満たされてトロッコ亀岡駅まで徒歩で10分。
   

トロッコ列車は旧山陰線の軌道を使って開通しましたが、
単線で一部山陰線の線路を共有している関係か
1時間に一本の運行しかありません。

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嵐山からの列車の到着、満席です。右の線路が現山陰線です。

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山あいを縫って保津川を沿って走る列車ですから紅葉を間近で眺めながらの走行です。

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新山陰線から望めた保津川下りの船はこの時間帯ではもう運行がなかったようでしたが、
下の写真のように狭いところを上手に船頭さんがくくり抜けて行く様は
乗っているととてもスリリングなものです。

右の岩場でよく時代劇の撮影が行われていると
以前保津川下りの船に乗った時に船頭さんが教えてくださいました。

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対岸は旧《嵐峡館》、現《ほしのリゾート》です。
広告料収入があるのでしょうね、乗車の度にここで停車してほしのリゾートの説明が入ります。
この辺は川底まで深いので水の色が濃い緑ですね。
宿へは船で向かいます。


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終点の嵐山駅のひとつ前、嵯峨野駅で下車しました。
嵯峨野巡りにはこの駅で下車すると便利です。

この駅から嵐山駅まで左の山陰線の軌道と一本になって共有されます。

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ここから紅葉の素晴らしいお寺がすぐでした。

・・・続きます

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東福寺境内です。


通天橋を渡って開山堂へ

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開山堂を出て境内で紅葉を愛でました。

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この日は皆さん紅葉鑑賞が済んだら本堂をお参りされず
さっさとお寺を後にされていました。
団体旅行の方が多かったので
多分昼食の場所への移動を考えてのことでしょう。

撮影禁止になっていない本堂の天井画《雲龍図》
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素晴らしい雲龍図です。
拝観されたら是非本堂の天井を見上げてみてください。
(中には入れませんので手すり越しの撮影です)

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苔の上に綺麗な赤です。
   
以前はよくこれを押し花にして押絵の植木鉢に使っていたんですが、
『野におけ・・・』でここにあるから素敵な一枚ですね。

  
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お昼前の帰る頃には臥雲橋はこんなに混雑していました。

午前中に行かれることをお勧めします。

次は距離は遠いけれど電車でビューンともう一つの紅葉の名所へ向いました。

・・・続きます

冷たい雨が終日続くとの前日の夜の予報でしたが、
自他共に認める晴れ女の面目躍如とばかりに目的地に着くとそこは晴れ。

素敵な紅葉を愛でる一日になりました。

鴨川を渡る頃にはまだ小雨模様。
12月から始まる顔見世の案内幕が南座にかけてありました。
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あと数日もすると勘亭流で書かれた演者の招きが劇場正面にかけられます。

今年は街中も紅葉が早くそれも見事な色づきで、
途中の大谷祖廟も色づき始めた紅葉が参詣者を迎えていました。

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まず出かけたのは、紅葉で有名な東福寺です。

寺内に入るまでに架かる臥雲橋から通天橋を望みます。
   
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そして境内に入り紅葉の絶景スポットとして有名な通天橋から臥雲橋を望みます。
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ここ数日の冷え込みで一気に紅葉が進んだ感じです。
真赤の光景より少し青が残ったこのコントラストが素晴らしい景色でした。

土日祝日ともなると駅から寺までの道が拝観者で一杯になるほどと聞いていましたが
多いとはいうものの
人ごみに揉まれるほどの混雑でもなく
ゆっくりと色づいた紅葉を楽しむ境内散策となりました。

境内の様子は・・・次回に続きます

神戸市立森林植物園です。

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ここに初めて行ったのも11月終わりの紅葉真っ盛りの頃でした。

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山茶花が早くも満開でした。
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今回は少し紅葉には早いかなという思いで行きましたが

神戸市と姉妹都市のシアトルの森では見頃を迎えていました。

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長谷池も紅葉が始まっています
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何故か初夏の花、杜若が結構咲いていました。
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この植物園で一番好きな紫陽花園の紫陽花は花がついたまま
未だ生の感触の物が多く、その多くが紅葉していました。
  

『坂バス』『森バス』摩耶山ルートのチケット購入記念で
次回入園時の招待券を頂きましたが
再びここを訪れることがあるのかなと思い園を後にしました。

帰りはいつも通り岡本で途中下車。

夕食は
岡本のショップで用事を済ませてお腹を空かせいつものイタリアン、
カバルッチョベルデさん。

食べ過ぎてしまい、お腹一杯になってしまいました。

特に美味しかったニョッキと友人リベンジの野菜のピッツア。
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以前はピッツアはランチタイムだけの提供でしたが
お願いしてみたらリクエストに応えてくださいました。

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今回利用した『坂バス』と『森バス』のことも紹介されている神戸市立森林植物園のHPです。

秋の深まりと運行バスの案内を確認の上お出かけください。
三宮からの市バスは平日と12月から4月までは運休です。

秋の観光シーズンともなると
古都は観光客に修学旅行生、
華道池坊の全国展の関係者が一時に押し寄せて、

観光地も街中も沢山の人でごった返して
休日ともなると秋を愛でるより人を眺める場所となりますので、

毎年のことながら喧騒を避けて神戸に出かけます。

昨日は阪急電車の車中のスマホで
神戸に期間限定のルートバス『坂バス』と『森バス』が運行されているのを知り、

目的地への行き方をこのルートで辿ることに変更しました。

王子公園駅で下車、

そこから『坂バス』で麻耶ケーブル駅へ

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ケーブルから途中ロープウェーに乗り換え摩耶山頂。
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真正面には六甲アイランド、ポートピアアイランド、
神戸空港が見えます。

空港に着陸の際に点灯する海の上に設置されている誘導灯も見えるので
神戸夜景を楽しむにはここが一番のスポットでしょうね。

左手には大阪市内、USJも望めました。
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       右手は神戸市内の高層ビル。
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もう一度夜にルートを遡って戻ってみたい衝動に駆られましたが、
この日の服装では風邪を引きそう。
秋の深まりと気候は例年の11月下旬のもので、一ヶ月早いようです。

摩耶山掬星台夜景は文字をクリックしてご覧ください。

山頂はもう冬の気候。
山歩きの方たちの姿を沢山見かけましたが
皆さん服装は冬の装備でした。

ここからは『森バス』に乗って、目的地へ。
普段は自家用車で行かないと辿れないルートですが、
11月末まで運行されている二つのバスで紅葉狩りを車窓から楽しむことができました。

途中六甲山牧場で下車、昼食を取りました。
牧場は家族連れの入場待ちの行列が連なっていました。

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そしてここから再び『森バス』に乗車。
一番の目的地に向かいました。

途中の山々は紅葉が進み、紫陽花も残った花が紅葉して錦繍を楽しむことができました。

  目的地に到着です。

春夏秋冬、街中の植物園とはまた違う趣を呈してくれる『神戸森林植物園』です。

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宮崎でこんな紅葉の光景を見ることは出来ないでしょう。
冬は雪で閉ざされる厳寒の地。
案内所ではストーブに火が入っていました。

もう見頃の植物園の紅葉の絶景は( ´・ω・`)ノ・・・続きます

『嵐電』の愛称で親しまれている京福電鉄の嵐山線。
この電鉄の名前の由来は京都と福井を繋ぐ鉄道を敷く計画からということ
ご存知でしたか?

  昨年同月に訪れた嵐山のフォトでご案内します

その嵐電に乗って嵐山へ。
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西大路四条(西院)を過ぎると広隆寺まで路面を走ります。

途中、国宝『弥勒菩薩』で有名な『広隆寺』を車窓から望めます。

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学生の頃この境内で大川橋蔵さんが『銭形平次』の撮影をしていたお寺としても有名で、
住んでいた北白川の近くには『はし亭』というステーキハウスがあったなぁ
なんて思う私は相当古い・・・

普段は非公開の天竜寺の塔頭『宝厳院』

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秋の特別公開が始まったのを嵐電の駅で確認しての拝観でした。
江戸時代から名園と評され続けている【獅子吼の庭】で有名なお寺です。
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『獅子吼』とは
『仏が説法する』という意味だそうで、
秋が深まると紅葉を愛でに沢山の観光客が訪れるでしょう広大な敷地は
その名の通り回遊式山水庭園を散策、鳥の声や風の音を聞いて人生を考えたり
道を肌で感じるという
今で言うところの癒しの空間としての『無言の説法』を頂く場なのでしょう。


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このお寺の拝観料はお庭500円、本堂が500円と別料金体系となっていました。
本堂は2008年創建の新しいお堂で
田村能里子画伯の襖絵が寄進されたことで話題になりましたが
私は異国の人物が描かれた赤い襖絵には共感が持てず、
本堂建立までに仮の本堂として使われていた書院が非公開になっていたことの方が残念に思えました。
ここは苔の手入れが素晴らしいお庭の観賞だけをお薦めします。

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お庭は11月の下旬、
【錦秋】という言葉がピッタリの嵐山を借景にした紅葉の世界をお楽しみ頂けると思います。
お出かけの機会があれば是非ここのお庭にお出かけください。
人も少なくお薦めです
    

そして、
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何処かで同じ達磨さんを見たご記憶の方も多いことでしょう?
天竜寺と縁のあるお寺です。
廊下は鶯張りです。
キュッキュッと心地よい音を楽しみながら寺内を散歩です。

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以前同じ友人とここを訪れたのは35年前、その時と変わらぬ庭。
お庭を眺めて赤い毛氈の上で抹茶のお点前を楽しめます。
 
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35年前の拝観は紫陽花が綺麗な6月でした。

お寺の名前は、
水上勉さんが禅の修行をして後に上梓された『雁の寺』のモデルとなったお寺『等持院』です。
水上さんが修行されたお寺としてご存知の方は少ないです。

 
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京都二十四節気案内
 カーソルを当ててオレンジに変わる文字をクリックしてください
檀れいさんの語りで素晴らしい京都の四季をお楽しみいただけます。