京都に居た頃、
私のことを京都のお母さんと呼んで親しんでいてくれた娘のような存在の女性が4人いました。
初めはそのうちの一人を大学時代の友人の娘繋がりで京都に進学した時に宜しく頼むと言われて以降
その妹、妹の同級生、そしてその妹と次々に2組2姉妹のことを
それこそ娘のように可愛がってきました。
初めの二人は卒業と同時に郷里に戻って就職しましたが
後の二人は一人は奈良で結婚。
お姉ちゃんのyちゃんが今年の初めに結婚の報告をしてくれた時に
妹の結婚式には大阪だったので出席させてもらったのですが
今回は岡山ということで残念ながら・・・となったので
大好きなyちゃんに喜んで貰えるものを結婚のお祝いに添えて贈りたいと考えていました。
そして贈ることにしたもの
yちゃんに教えると言いながら
卒業後は東京に行ったことで教えることができなかったレース編みとクロスステッチ。
テーブルセンター。
レースのドイリーは数年前に梅田阪急の英国展で購入していたものにイニシャルをクロスステッチしました。
この生地はクロスステッチ専用のものではないから仕方ないのですが
目が一定でないうえに1㎝に14目ほどの細かさで参りました(;^_^A
テーブルセンターに使うも良し、画像のようにピッチャーのカバーとしても使っても良し。
東京に住むことになってからも会いに来てくれた優しいyちゃんです。
倉敷美観地区での前撮りを妹のⅯちゃんが届けてくれました。
結婚後は奈良に住むことになったので妹のⅯちゃんも一緒に3人で再会の楽しみが出来ました。
年々お目々が制御不能の度を増してきてこれで精いっぱいのレース編みですが
喜んでくれると嬉しいです。
そしてこれはこちらに戻る1年前にブログが縁でレース編みをお任せで5枚編んで欲しいと頼まれて
何に使われるか知らないままに編んだレース。
ご存知の方は少ないかもしれませんが
40番の極細レース糸はその数年前までスイスイと編めていたのに
その頃急激に退化した目と闘いながら編んだものでした。
その方が陶磁器の絵付け作家さんとは知っていましたが、
届いた時に思った通りの模様と喜んでくださっても
まさかその5枚のレースがオリジナル作品のモチーフになるとは思ってもいませんでした。
作品のシリーズに付いた名前は【Doily】
詳細はこちらをご覧になってくださいね。
↓
Bleu-et-bleu
レース編みを頼まれた時にも沢山の絵付けの食器を頂いたり、
レッスンで時々使っているのでご覧になった方も多いですネ。
教室開設時には教室名のFoyerをスクエアのお皿に入れて贈ってもくださいました。
その後
生徒様の結婚のメモリアルプレートやお祝いのお返し(ご案内のHPでご覧になれますよ)に使われるとオーダーされた際に
友人とも一緒にオーダーしたものがこれです。
イングレーズと言う技法を使った絵付けだそうです。
イングレーズ絵付とは、ボーンチャイナや白磁の磁器に、
イングレーズ専用絵具で彩色したのち1050℃~1250℃の高温焼成。
本焼きより少し低い温度で焼成することによって、
釉薬のみ溶けそのガラス質の中に絵具が沈みこみ発色し、
そのガラス質でコーティングされ、艶のある柔らかく優雅な仕上がりになります。
この仕上がりが通常の絵付けとの違いです。
昨年インスタグラムを始めてお互いにフォロワーになったことから
再び交流を深めることになって
こんな開けてビックリの玉手箱が先日その方から届いたのです。
カップ
ペン立てにでもしてって・・・そんなことするわけないじゃないですか、ねぇ。
スクエアのお皿。
中々スクエアのお皿のお気に入りは見つからないことご存知だったのでしょう。
早速カマスの押し寿司をのせてみたくなって作りました。
少し真ん中が凹んでいるお皿。
これには鰹のたたきをのせてみたくなって作りました。
お皿が料理を作りたい気分にさせてくれる、そんな高揚感を持った週末でした。
そしてボウルも購入していたものとはデザインと色違いのもので
以前に頂いていたものも含めてですが、この方の太っ腹ぶり凄いですよね。
全て手描きですよ。繊細なレースのΣ(゚Д゚)
6年前、5枚のレースがこんな素晴らしい作品になった感動が蘇り、
早速週末のレッスンのティタイムで使わせて頂きました。
手芸レッスンのティタイムで。
ミノワールカシスのケーキレッスンのティタイムで
シフォンケーキレッスンのティタイムで。
丸いアーモンドクッキーはこんな風にボウルに入れるとオシャレですよ。
まだあるんですよ。
Doilyシリーズ以外のスンゴイものが。
これは又何れの日にかご紹介します(o^―^o)ニコ
↓
次のブログでご紹介しました
人にものを贈る時、喜んで頂けるものをと考えるのは誰しも同じですが、
いつも贈られる度に出し惜しみをしない贈り方をこの方から学びます。
そして贈る人の為に時間を惜しみなく使う。
きっとそれは私も同じ。
人に贈るものを自分で作ったもので用意できることは幸せなことです。
そして贈ったものがとても喜ばれた時に頂く言葉は
自分へのご褒美でもありますね。
皆さんとレッスンをしながら手芸・ケーキ・パンでいつも思うことです。
私のことを京都のお母さんと呼んで親しんでいてくれた娘のような存在の女性が4人いました。
初めはそのうちの一人を大学時代の友人の娘繋がりで京都に進学した時に宜しく頼むと言われて以降
その妹、妹の同級生、そしてその妹と次々に2組2姉妹のことを
それこそ娘のように可愛がってきました。
初めの二人は卒業と同時に郷里に戻って就職しましたが
後の二人は一人は奈良で結婚。
お姉ちゃんのyちゃんが今年の初めに結婚の報告をしてくれた時に
妹の結婚式には大阪だったので出席させてもらったのですが
今回は岡山ということで残念ながら・・・となったので
大好きなyちゃんに喜んで貰えるものを結婚のお祝いに添えて贈りたいと考えていました。
そして贈ることにしたもの
yちゃんに教えると言いながら
卒業後は東京に行ったことで教えることができなかったレース編みとクロスステッチ。
テーブルセンター。
レースのドイリーは数年前に梅田阪急の英国展で購入していたものにイニシャルをクロスステッチしました。
この生地はクロスステッチ専用のものではないから仕方ないのですが
目が一定でないうえに1㎝に14目ほどの細かさで参りました(;^_^A
テーブルセンターに使うも良し、画像のようにピッチャーのカバーとしても使っても良し。
東京に住むことになってからも会いに来てくれた優しいyちゃんです。
倉敷美観地区での前撮りを妹のⅯちゃんが届けてくれました。
結婚後は奈良に住むことになったので妹のⅯちゃんも一緒に3人で再会の楽しみが出来ました。
年々お目々が制御不能の度を増してきてこれで精いっぱいのレース編みですが
喜んでくれると嬉しいです。
そしてこれはこちらに戻る1年前にブログが縁でレース編みをお任せで5枚編んで欲しいと頼まれて
何に使われるか知らないままに編んだレース。
ご存知の方は少ないかもしれませんが
40番の極細レース糸はその数年前までスイスイと編めていたのに
その頃急激に退化した目と闘いながら編んだものでした。
その方が陶磁器の絵付け作家さんとは知っていましたが、
届いた時に思った通りの模様と喜んでくださっても
まさかその5枚のレースがオリジナル作品のモチーフになるとは思ってもいませんでした。
作品のシリーズに付いた名前は【Doily】
詳細はこちらをご覧になってくださいね。
↓
Bleu-et-bleu
レース編みを頼まれた時にも沢山の絵付けの食器を頂いたり、
レッスンで時々使っているのでご覧になった方も多いですネ。
教室開設時には教室名のFoyerをスクエアのお皿に入れて贈ってもくださいました。
その後
生徒様の結婚のメモリアルプレートやお祝いのお返し(ご案内のHPでご覧になれますよ)に使われるとオーダーされた際に
友人とも一緒にオーダーしたものがこれです。
イングレーズと言う技法を使った絵付けだそうです。
イングレーズ絵付とは、ボーンチャイナや白磁の磁器に、
イングレーズ専用絵具で彩色したのち1050℃~1250℃の高温焼成。
本焼きより少し低い温度で焼成することによって、
釉薬のみ溶けそのガラス質の中に絵具が沈みこみ発色し、
そのガラス質でコーティングされ、艶のある柔らかく優雅な仕上がりになります。
この仕上がりが通常の絵付けとの違いです。
昨年インスタグラムを始めてお互いにフォロワーになったことから
再び交流を深めることになって
こんな開けてビックリの玉手箱が先日その方から届いたのです。
カップ
ペン立てにでもしてって・・・そんなことするわけないじゃないですか、ねぇ。
スクエアのお皿。
中々スクエアのお皿のお気に入りは見つからないことご存知だったのでしょう。
早速カマスの押し寿司をのせてみたくなって作りました。
少し真ん中が凹んでいるお皿。
これには鰹のたたきをのせてみたくなって作りました。
お皿が料理を作りたい気分にさせてくれる、そんな高揚感を持った週末でした。
そしてボウルも購入していたものとはデザインと色違いのもので
以前に頂いていたものも含めてですが、この方の太っ腹ぶり凄いですよね。
全て手描きですよ。繊細なレースのΣ(゚Д゚)
6年前、5枚のレースがこんな素晴らしい作品になった感動が蘇り、
早速週末のレッスンのティタイムで使わせて頂きました。
手芸レッスンのティタイムで。
ミノワールカシスのケーキレッスンのティタイムで
シフォンケーキレッスンのティタイムで。
丸いアーモンドクッキーはこんな風にボウルに入れるとオシャレですよ。
まだあるんですよ。
Doilyシリーズ以外のスンゴイものが。
これは又何れの日にかご紹介します(o^―^o)ニコ
↓
次のブログでご紹介しました
人にものを贈る時、喜んで頂けるものをと考えるのは誰しも同じですが、
いつも贈られる度に出し惜しみをしない贈り方をこの方から学びます。
そして贈る人の為に時間を惜しみなく使う。
きっとそれは私も同じ。
人に贈るものを自分で作ったもので用意できることは幸せなことです。
そして贈ったものがとても喜ばれた時に頂く言葉は
自分へのご褒美でもありますね。
皆さんとレッスンをしながら手芸・ケーキ・パンでいつも思うことです。
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コメント
[2] foyre-jun | 2018/05/31 19:49
のんのんさん
コメント頂き有難うございます。
インスタでの「マルベリー送る」の一言から
こんなビックリ玉手箱が届くことになったと思っていたら
そんなことを考えていてくださったのですね。
手仕事のリレー。
私の拙い5枚のレースが形を変えて素晴らしい創作に変わっていくのは
ネットで出会えなかったらあり得ない、
貴重な体験をさせて頂くことになりました。
生活に彩を添える素晴らしい食器としてのデビューの
ほんの少しのお手伝いが出来たことに喜びを感じていたのでした。
イングレーズの世界、釉薬の妙でどの器も同じでない焼き上がりが
同じ食器を並べた時に何とも言えない至福な気持ちにしてくれます。
白い器に描かれたDoilyがこれだけ生活にと溶け込む日常使いにも魅力を感じる食器になるとは
今回お届け頂いたお皿を見るまで思ってもいないことでした。
更なる高みを目指されるのんのんさんのこれからの創作活動を
少し離れたしまったけれど宮崎から応援しています。
コメント頂き有難うございます。
インスタでの「マルベリー送る」の一言から
こんなビックリ玉手箱が届くことになったと思っていたら
そんなことを考えていてくださったのですね。
手仕事のリレー。
私の拙い5枚のレースが形を変えて素晴らしい創作に変わっていくのは
ネットで出会えなかったらあり得ない、
貴重な体験をさせて頂くことになりました。
生活に彩を添える素晴らしい食器としてのデビューの
ほんの少しのお手伝いが出来たことに喜びを感じていたのでした。
イングレーズの世界、釉薬の妙でどの器も同じでない焼き上がりが
同じ食器を並べた時に何とも言えない至福な気持ちにしてくれます。
白い器に描かれたDoilyがこれだけ生活にと溶け込む日常使いにも魅力を感じる食器になるとは
今回お届け頂いたお皿を見るまで思ってもいないことでした。
更なる高みを目指されるのんのんさんのこれからの創作活動を
少し離れたしまったけれど宮崎から応援しています。
[1] のんのん | 2018/05/30 09:23 URL
まあ!まあまあ!
こんなにたくさん載せていただいて恐縮です^^;
foyerさんとDoilyにはもうお世話になりっぱなしでしたので、ご恩返しはいろいろ身辺が落ち着いてからと思っていたのが、いろいろあって今回になってしまいました。遅くなって本当に申し訳ありません。
Doilyは自分のオリジナルという事で、見本も何もない所からの出発でしたので、ただ描くしかなくて、上絵を始めてもう10年経っていたのに、これほど苦労した図案はありませんでした。
でもその甲斐あって、ただこれだけの世界の中で、これまで描いてきた上絵の何倍もの収穫がありました。
イングレーズは日本では大倉陶園でされているくらいで、あまりメジャーな手法ではないのですが、絵を釉薬に沈める事が出来るので、下絵付けと同じような効果が出ます。
ぼんやりと釉薬に溶け込む絵の具が滲む様は、普通の上絵にはなく、また繊細な上絵の技術を使えるために下絵付けにも出来ない事が可能になります。
日本の藍染のような、いつまでも褪せない陶磁器を作りたい。
その夢をあのDoilyたちによって叶えてもらいました。
また、その技術はそこに留まらず、様々な可能性をわたしの中から引き出してくれました。
そう、不思議なんですけど、このDoilyは和食によく合うんですよね。
わたし自身もこのお皿によく鰹のたたきをのせるので、こないだインスタで「鰹のたたきを作りました」と書いておられて、思わず笑ってしまいました^^;
その他、果物を盛ったり、野菜の炒めものだったり、素朴なものが合うようです。
当初思っていたよりも、身近なところで使っていただける器になったのを、Foyerさんにも体感していただけたようで本当に嬉しいです。
こんなにたくさん載せていただいて恐縮です^^;
foyerさんとDoilyにはもうお世話になりっぱなしでしたので、ご恩返しはいろいろ身辺が落ち着いてからと思っていたのが、いろいろあって今回になってしまいました。遅くなって本当に申し訳ありません。
Doilyは自分のオリジナルという事で、見本も何もない所からの出発でしたので、ただ描くしかなくて、上絵を始めてもう10年経っていたのに、これほど苦労した図案はありませんでした。
でもその甲斐あって、ただこれだけの世界の中で、これまで描いてきた上絵の何倍もの収穫がありました。
イングレーズは日本では大倉陶園でされているくらいで、あまりメジャーな手法ではないのですが、絵を釉薬に沈める事が出来るので、下絵付けと同じような効果が出ます。
ぼんやりと釉薬に溶け込む絵の具が滲む様は、普通の上絵にはなく、また繊細な上絵の技術を使えるために下絵付けにも出来ない事が可能になります。
日本の藍染のような、いつまでも褪せない陶磁器を作りたい。
その夢をあのDoilyたちによって叶えてもらいました。
また、その技術はそこに留まらず、様々な可能性をわたしの中から引き出してくれました。
そう、不思議なんですけど、このDoilyは和食によく合うんですよね。
わたし自身もこのお皿によく鰹のたたきをのせるので、こないだインスタで「鰹のたたきを作りました」と書いておられて、思わず笑ってしまいました^^;
その他、果物を盛ったり、野菜の炒めものだったり、素朴なものが合うようです。
当初思っていたよりも、身近なところで使っていただける器になったのを、Foyerさんにも体感していただけたようで本当に嬉しいです。