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8月初回通常ケーキレッスン後記

8月になりました。

7月最終の土日が月末の30と31日だったので
いつもでしたら月初にまず先月のレッスン後記をUPするところですが

今月は土日でもないのに
月初も月初、平日の1日に初回ケーキレッスンを行いました。

レッスンでは大抵の場合参加者の年齢にバラツキがあって
それだけにレッスンの時の話題も多岐に亘って樂しい時間になるのですが

今回は私も含めて皆さん同年代。
お手手も動くけれどお口も動く。
初回レッスンは上手くいくかどうかちょっと気を張りながら進めるのですが

今回は・・・・・さてどうだったのでしょうね(^_-)-☆

先ずはエンガディナーのタルト生地作り。
今回の生地はサックリしかもカチッと焼き上げるレシピですが
これが今までより少し扱いが難しかったようです。
でも何とか型に納めて

事前にローストしておいたタップリの胡桃をお手々でカット。
仕事が早いのがこの世代です。
   画像

この胡桃をキャラメリゼしてタルトに収め、
上からタルト生地で蓋をして焼成です。
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合間にお楽しみというより2つメインというくらい楽しみだったと言ってくださる方が多い
フワフワ生地のロールケーキ作り。

「今までお家で割れないで巻けたことがない」という経験の方が多いですね。

今回のレッスンでもそんな経験の方ばかり。

レッスンでは有名な小山ロールのようなフワフワの食感で割れないスポンジ生地を焼き上げる為に

いくつかのレシピを見直して
工程に工夫を加え、

いつもは私も一緒に作るのですが
先月のリクエストレッスン同様
私が先ず作る工程で見極めのポイントやコツの説明をしながらのデモを見て頂いた上で
皆さんそれぞれの方の工程を見ながら砂糖を入れるタイミングや
効率よく泡立てるコツと出来具合のチェックをした上で生地の焼成を行いました。

今回のスポンジ生地は別立て。
 画像
Yさんのメレンゲが艶々でモッタリとしていますね。
これがスポンジが上手く焼き上げる為の第一の秘訣。

そして第二の秘訣、途中の工程の混ぜ方では手応えを実感出来る方法を伝授しています。
ビックリとのことでした。

皆さんが焼きあがった時のフワフワ感に
そして巻き終えた時に生地が割れずに巻けたことに
初めての感動を覚えられたようです。

生地が割れた時に次回焼成で注意すること、
今回使用した油脂の特徴。
そんなこともお役に立ったことだと思います。

   画像
参加者の皆さんの巻き上がり絵文字
画像からもフワフワの感触を見て取れると思います。
これがお家で作れるのですから
最近トンとケーキを買わなくなったとおっしゃる方が多いのですが
これも無敵のメニューに加わることだと思います。

エンガディナー同様冷凍保存が可能なケーキですから
夏の暑い盛りでも冷凍しておくと持ち歩きに心配不要です。

エンガディナーを焼成中に
事前に用意しておいたエンガディナーと
皆さんと一緒に巻いたばかりのロールケーキでティタイム。

ロールケーキには相性の良いフランボワーズのコンフィチュールを添えました。
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「こんな感じで小林のカフェをなさっているMさんがお出しになるとお客様が喜ばれるでしょうね。」とYさん。

こんな風に皆さんがエールを送ってくださっているって嬉しいことですね。
Mさん、レッスンでしっかりマスターしてくださいね(*^_^*)
と今から言っとこう( ̄ー ̄)ニヤリ

エンガディナー、無事に焼き上がりました。
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エンガディナーはスイス東部グラウビュンデン州エンガディン地方の銘菓で、ミュルベタイグMürbeteigと呼ばれる種類の生地(タルト生地や英国のショートブレッドに似た食感を持つ)にクルミがたっぷりと入った生キャラメルが詰まった焼き菓子でスイスでは一番ポピュラーで人気の焼き菓子だそうです。
エンガディン地方のお菓子屋さんやパン屋さんには
それぞれのお店に独自の秘伝レシピで焼かれた自慢の一品が並んでいるそうですから
スイスに行かれたら是非食べ比べてみたいものですね。
日本でも人気が出てきました。


箱に収める際にロールケーキが綺麗に巻けているのか確認するのに
片側をカットしました。
クレーム・シャンティを両端まで均等にのばせるようにお家では留意すると良いですね。
生地は皆さんフワフワでしたよ(^^)v

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「少し気後れしながらレッスンをお受けになるお若い方々とちょっと違う光景ですね。」
と言われたそのままに
真夏の暑さに負けない位の熱気ある初回レッスンとなりました。

これからレッスンをお受けになる皆さん
楽しみにしていてくださいね~絵文字

そして嬉しい画像を添えてご報告がありました。
毎月遠路高原からケーキとパン、2度のダブルレッスンを受けてくださっているAさん。

お姉さんの結婚披露宴でのお見送りの際のお菓子のプレゼントをご用意されました。
メニューの相談を受けて
ブルベリーマフィンとマカロンを提案したのですが
マカロンと一緒にアプリコティーヌを作ってお姉さんに試食頂いたら
アプロコティーヌを選ばれたそうです。
これもマカロン同様人気でしたね。
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シールを差し上げたら素敵なラッピングになっていました。

妹が作ってくれたケーキで参列者をお見送り。
お姉さまにとって30日はシ・ア・ワ・セな結婚披露宴になったのでしょうね。

ご自身でご自身の為に作ったり、
家族やお友達の為に作ったり、
レッスンのケーキが晴れの日のお手伝いが出来ていることをとても嬉しく思っています。

エンガディナーもカットしてラッピングしたらとても喜ばれるプレゼントになりますよ。


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