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京都の秋・嵐電でgo!

『嵐電』の愛称で親しまれている京福電鉄の嵐山線。
この電鉄の名前の由来は京都と福井を繋ぐ鉄道を敷く計画からということ
ご存知でしたか?

  昨年同月に訪れた嵐山のフォトでご案内します

その嵐電に乗って嵐山へ。
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西大路四条(西院)を過ぎると広隆寺まで路面を走ります。

途中、国宝『弥勒菩薩』で有名な『広隆寺』を車窓から望めます。

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学生の頃この境内で大川橋蔵さんが『銭形平次』の撮影をしていたお寺としても有名で、
住んでいた北白川の近くには『はし亭』というステーキハウスがあったなぁ
なんて思う私は相当古い・・・

普段は非公開の天竜寺の塔頭『宝厳院』

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秋の特別公開が始まったのを嵐電の駅で確認しての拝観でした。
江戸時代から名園と評され続けている【獅子吼の庭】で有名なお寺です。
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『獅子吼』とは
『仏が説法する』という意味だそうで、
秋が深まると紅葉を愛でに沢山の観光客が訪れるでしょう広大な敷地は
その名の通り回遊式山水庭園を散策、鳥の声や風の音を聞いて人生を考えたり
道を肌で感じるという
今で言うところの癒しの空間としての『無言の説法』を頂く場なのでしょう。


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このお寺の拝観料はお庭500円、本堂が500円と別料金体系となっていました。
本堂は2008年創建の新しいお堂で
田村能里子画伯の襖絵が寄進されたことで話題になりましたが
私は異国の人物が描かれた赤い襖絵には共感が持てず、
本堂建立までに仮の本堂として使われていた書院が非公開になっていたことの方が残念に思えました。
ここは苔の手入れが素晴らしいお庭の観賞だけをお薦めします。

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お庭は11月の下旬、
【錦秋】という言葉がピッタリの嵐山を借景にした紅葉の世界をお楽しみ頂けると思います。
お出かけの機会があれば是非ここのお庭にお出かけください。
人も少なくお薦めです
    

そして、
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何処かで同じ達磨さんを見たご記憶の方も多いことでしょう?
天竜寺と縁のあるお寺です。
廊下は鶯張りです。
キュッキュッと心地よい音を楽しみながら寺内を散歩です。

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以前同じ友人とここを訪れたのは35年前、その時と変わらぬ庭。
お庭を眺めて赤い毛氈の上で抹茶のお点前を楽しめます。
 
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35年前の拝観は紫陽花が綺麗な6月でした。

お寺の名前は、
水上勉さんが禅の修行をして後に上梓された『雁の寺』のモデルとなったお寺『等持院』です。
水上さんが修行されたお寺としてご存知の方は少ないです。

 
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京都二十四節気案内
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