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サヨナラ・またね

昨日は福岡にご主人の転勤でお引越しになったAさんのお別れ会を
手芸レッスンでご一緒された方々と行いました。

春は旅立ちと別れの季節。

数年で転勤となるとレッスンにお越しになった時から伺っている転勤族の方が少なくないので
いつかお別れの時があると思っていたものの

毎年この時期になるとお別れを告げる方がいらっしゃるのはとても寂しいことです。

皆さん最近ママ（お一人は２人目のママ）になられた方ばかり。
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一瞬ここは俄託児所の様相です。

ママ達もお家でお子様と向き合う生活が続いていたと
嬉々として参加くださって２時間少しですが樂しい時間を持つことが出来ました。

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出産ギリギリまでかかってママが編んだフード付きのコート。
いま見てホントに力作。
３才か４才くらいまで活躍してくれそうですね。

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宮崎に転勤後教室を探してきてくださったAさん。
始まりはパンレッスンでしたがすぐに手芸レッスンもスタートされて
縁が無かったという編み物でぐんぐん腕をあげていかれました。

出産間際になるとご自分で編み図を見てある程度のものが編めるようになっていらっしゃったから
転勤後にすぐに教室に通えなくてもお家で続けて頂けそうな気がします。
ここで仲良くなられ先に転勤されたy子さんともご自宅が近そうだし。

いつか又会えると良いねと言いながら
「月末福岡に
別のy子さんと行って福岡のy子さんと合流して遊ぶんだよ」と話すと
「それ私も参加します♡」って。

瞬時に涙なしでお別れできるかなと言う気持ちが吹っ飛んで
心は月末に飛んでいました。

転勤でいらっしゃって宮崎でママになられた方たちにとって
ご縁が出来た教室の主催者である私もここで仲良くなられた皆さんも
実家の次くらいにキモチを寄り添える場所としてここを思ってくださったら
縁あって知り合っ甲斐があるといつもお話やレッスンをしながら思っています。

年々体力が後退してやる気・元気が失せていく中にあって
生まれ来た子供や若い力を見ると元気を頂けます。
４人がそれぞれ肩の力を抜いてお子様と向き合っていく様子を
楽しくその会話の中垣間見せて頂いたひと時でした。


その前日は県外に就職する姪とのお別れデート。
先日作ったキャス・キッドソンの生地を使って作った手提げを取りにきました。
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全くもって手芸に縁がない生活をしていたこともあって
ミシンで有名ファブリックがバッグに形を替えるとは思っても見なかったようでした。
コサージュ付けても２２歳には見えないですよね～。
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これからの試練に打ち勝っていけるだろうか？頑張れ。

私もそろそろ終い支度に入り色んなものとサヨナラしようと姪には
母の嫁入りの時に持参した帯（丸帯）と
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見せたら着たいというので私の振り袖を帰りに持たせました。
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社会人になるのだったらと
自分が大学を卒業する時にお祝いに頂いた京友禅の帛紗が今も現役で使えていいるので
新しい帛紗を祝儀用と不祝儀用に２枚用意、
その使い方も一緒に教えて私のキモチもその中に込めて渡しました。

人の旅立ちを見送るのは寂しいキモチが先に立ってしまいますが
数年後にたくましく成長した姿に再び会える時まで
自分自身が健康でこの場で受け入れることが出来る人間で居続けられるように
私自身もそんな努力を惜しまないで暮らしていかないといけないと
生まれたばかりの命を見ながら思った一日でした。

| 04:02 | 教室のこと
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2016年03月15日
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