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(1)習い事って楽しい方が良いですね♡

元々手芸が好きで
小学生のころからそれが楽しめる家庭環境にあったこともあって

早くから自分で身に付けるものは
特に編み物においてですが小物から中学生の頃からは洋服まで作るようになっていました。

大学に入り、
古都に住むことになったのを良い機会と
友人と二人で茶道と華道の教室に行くようになっても

厳しいお稽古から戻った自分の気持ちを落ち着かせるのは手芸でした。

ゼミでスキーに行くとなると徹夜で温かいコートを編んで行ったのも
懐かしい思い出です。

卒業の年、パッチワークに興味を持ち、
やりだすと止まらない性格が災いして腱鞘炎になり、

当時は手書きの手段しかなかった卒業論文を
期限内に提出できないかもしれない事態になった時には
ホントに焦りました(-_-;)

教授に診断書を提出して猶予を頂けるようになったものの
ゼミ生から特別扱いと言われたくなくて湿布と注射で痛みを和らげ、
何とか間に合わすことができました。

勉強も趣味もお稽古も楽しいものばかりではありません。

茶道も華道も同じ先生に教えて頂いていたのですが
当時30歳目前の若い先生は
10歳から始めていらっしゃるのでキャリア十分でとても厳しくて
与えられる花材と器は習得度を試されるものも少なくなくて
特に花・木の特性を知らないと
思うような生け花にはならず、
何度もやり直しては泣きたくなるようなことが度々でした。

矯められる枝はまだしも
曲線を描くチューリップやひまわりを与えられては
自分がその特性を活かすしかないのです。

ご自分が教える流派に合わない花を活ける友人には
他の流派に移ることを進めるような方でしたから、
先生が溜息をつかないようにと祈るようなお稽古でした。

   2010_04230115.JPG  2010_04230112.JPG
    京都の華道展の作品です

後で先生から4年後の卒業までに普通の2倍の期間を要するカリキュラムを済ませ、
人に教えることができる免状を取らせたいとの温かいご配慮と知った時は
驚きと感謝の思いで胸が一杯になりました。

そうして続けたことは何でも無駄なことはなく、
美味しい和菓子を頂くとお抹茶を点てて頂くことができますし、

茶筅で点てたお濃茶をケーキの生地に入れると
抹茶の風味が一段と引き立つ焼き上がりのケーキになります。

花木の切り方や矯め方は頂いた花や庭に咲いた花を花瓶に入れるのにも
又、
生やドライ、プリザーブドの花のアレンジメントでも役に立つことが多いです。

数年間通った粘土人形の教室のお陰で
パンやパイ生地を伸ばすのがいとも簡単にできる自分に
やってきたことはどこかで役立つものだと思った次第です。

そんな私の経験をケーキとパンと手芸や
時には脱線してお花のアレンジ、
教室にいらっしゃる方の思いがレッスンに繋がる教室にしていきたいと思っています。

【多趣味】と【古都で知り得た沢山の情報と人脈】という引き出しの多さ、
これが武器ですかね。
単に《年の功》と言えなくもないのですが・・・^_^;

途中のティーブレイクも含めてレッスンに来ていただくのが楽しみになるような
アットホームな教室運営を目指しています。

《・・・続きます》

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2012年10月23日

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