もともとはバスク地方の
ソフトクッキーの生地でクレームパティシエールを包んで焼いた
日持ちする普段のおやつとして誕生したガトー・バスクを
フランス菓子の正統派のような高級菓子に変えたのはピエール・エルメだそうです。
バスク地方はフランスとスペインにまたがる地域ですが、
スペインはフランスのようにバター文化が浸透しておらず、
スポンジケーキやマドレーヌでもオリーブ油やラードを使うのが常だったそうですが、
バスク地方はバターを使う事に秀でており、
生地を作り、クレームを詰め、ふたをして焼く、
という手の込んだ菓子を作っていくという焼き菓子の特色が
この地方で括られるスペインにおいてもかなりフランスの影響を受けて出来たお菓子のようです。
初めの頃のガトー・バスクは、
バスク地方イツァツゥー村の特産のダークチェリーのコンフィチュールを入れていたそうで、
現在もダークチェリーが収穫される時期に地元や日本の洋菓子店でも
作られたり販売されたりしていますが、
ピエール・エルメのレシピには
ダークチェリーのコンフィチュールが入りません。
そして焼き菓子としての濃厚な味わいを出すために
アーモンドプードルを
パータ・バスク(サブレ生地)にもクレーム・パティシエールにも
ふんだんに使っているのです。
普段食べているクレーム・パティシエールとは一線を画す
その作り方には何方も驚かれます。
ピエール・エルメによると
何故ダークチェリーコンフィチュールを入れないのかという問いに対して、
「コンフィチュールは菓子につけて食べる方が好きだから」と答えたそうで、
私もこれほど濃厚な焼き菓子にダークチェリーコンフィチュールは必要ないと思います。
そして、ピエール・エルメのレシピでは砂糖の配合にも意外な組み合わせがあるのです。
この配合にはレッスンで皆さん驚かれます。
焼き立ては柔らかいクッキーのようで、
見た目はシンプルな焼き菓子でありながら、
バターとここでは謎の配合の砂糖、アーモンドプードル、バニラの香りが
見事にマッチして、
冷たくして食べるとしっとりとコクのあるクレームとカチッとした生地が一体化した味わいに
忘れがたい食感と風味のケーキになっているとのご感想です。
そう、エシレのクッキーを食べた時のような美味しさです。
レッスンのティタイムでは
事前に作り冷たく冷やしておいたガトー・バスクを試食頂いていますが
これは少しずつカットしたものを大切に食べたい美味しさだと
「冷凍保存は可能ですか?」とお尋ねになる方が多いです。
本当にそうですね。
2㎝くらいの厚さにカットしてコーヒーや紅茶と頂くとシ・ア・ワ・セな気分にしてくれるお菓子です。
今回も宮崎では売っていないお菓子とのこと。
美味しいお菓子を自分のレシピとしてストックしていってくださいね。
少し難しい2種類の生地の絞り出しをしたら
この中にギュッと濃縮された美味しさが詰まっているんですねとおっしゃりながら
表面に模様を入れる方も。
時間をかけて焼きあげるサイズの為にレッスン終了時刻ギリギリに焼き上がり。
お楽しみメニューの手順の多い濃厚なフロマージュに
お母様から絶賛のお声を頂いたとY子さんがご報告くださいました。
カップに入れ終えるとお店で売っているデザートみたいとのお声。
今月はゴールデンウィークでおでかけの方が多かったのか
月末に週末が入ることもあって
月の最終日までレッスンが続きます。
フロマージュに使うマルベリーの美味しさと簡単な栽培法に惹かれて
沢山の方がマルベリーの苗を複数本購入されたようですが、
この苗の販売も今日のレッスンの方からもうお終いのようだと伺いました。
レッスンを受けて購入しようと思われても苗が入手し難い場合が考えられますので
購入をお考えの方はお早めにどうぞ。
又、
来月レッスンのマンゴータルトですが
マンゴーを大好きな方が多い反面、
アレルギーで食べられないとおっしゃる方も少なくないので
レッスン案内に後日追記しましたが
マンゴーに替えてグレープフルーツを用意することが可能です。
既にお申込みの方も含めて変更を希望される方はお申し付けください。
ソフトクッキーの生地でクレームパティシエールを包んで焼いた
日持ちする普段のおやつとして誕生したガトー・バスクを
フランス菓子の正統派のような高級菓子に変えたのはピエール・エルメだそうです。
バスク地方はフランスとスペインにまたがる地域ですが、
スペインはフランスのようにバター文化が浸透しておらず、
スポンジケーキやマドレーヌでもオリーブ油やラードを使うのが常だったそうですが、
バスク地方はバターを使う事に秀でており、
生地を作り、クレームを詰め、ふたをして焼く、
という手の込んだ菓子を作っていくという焼き菓子の特色が
この地方で括られるスペインにおいてもかなりフランスの影響を受けて出来たお菓子のようです。
初めの頃のガトー・バスクは、
バスク地方イツァツゥー村の特産のダークチェリーのコンフィチュールを入れていたそうで、
現在もダークチェリーが収穫される時期に地元や日本の洋菓子店でも
作られたり販売されたりしていますが、
ピエール・エルメのレシピには
ダークチェリーのコンフィチュールが入りません。
そして焼き菓子としての濃厚な味わいを出すために
アーモンドプードルを
パータ・バスク(サブレ生地)にもクレーム・パティシエールにも
ふんだんに使っているのです。
普段食べているクレーム・パティシエールとは一線を画す
その作り方には何方も驚かれます。
ピエール・エルメによると
何故ダークチェリーコンフィチュールを入れないのかという問いに対して、
「コンフィチュールは菓子につけて食べる方が好きだから」と答えたそうで、
私もこれほど濃厚な焼き菓子にダークチェリーコンフィチュールは必要ないと思います。
そして、ピエール・エルメのレシピでは砂糖の配合にも意外な組み合わせがあるのです。
この配合にはレッスンで皆さん驚かれます。
焼き立ては柔らかいクッキーのようで、
見た目はシンプルな焼き菓子でありながら、
バターとここでは謎の配合の砂糖、アーモンドプードル、バニラの香りが
見事にマッチして、
冷たくして食べるとしっとりとコクのあるクレームとカチッとした生地が一体化した味わいに
忘れがたい食感と風味のケーキになっているとのご感想です。
そう、エシレのクッキーを食べた時のような美味しさです。
レッスンのティタイムでは
事前に作り冷たく冷やしておいたガトー・バスクを試食頂いていますが
これは少しずつカットしたものを大切に食べたい美味しさだと
「冷凍保存は可能ですか?」とお尋ねになる方が多いです。
本当にそうですね。
2㎝くらいの厚さにカットしてコーヒーや紅茶と頂くとシ・ア・ワ・セな気分にしてくれるお菓子です。
今回も宮崎では売っていないお菓子とのこと。
美味しいお菓子を自分のレシピとしてストックしていってくださいね。
少し難しい2種類の生地の絞り出しをしたら
この中にギュッと濃縮された美味しさが詰まっているんですねとおっしゃりながら
表面に模様を入れる方も。
時間をかけて焼きあげるサイズの為にレッスン終了時刻ギリギリに焼き上がり。
お楽しみメニューの手順の多い濃厚なフロマージュに
お母様から絶賛のお声を頂いたとY子さんがご報告くださいました。
カップに入れ終えるとお店で売っているデザートみたいとのお声。
今月はゴールデンウィークでおでかけの方が多かったのか
月末に週末が入ることもあって
月の最終日までレッスンが続きます。
フロマージュに使うマルベリーの美味しさと簡単な栽培法に惹かれて
沢山の方がマルベリーの苗を複数本購入されたようですが、
この苗の販売も今日のレッスンの方からもうお終いのようだと伺いました。
レッスンを受けて購入しようと思われても苗が入手し難い場合が考えられますので
購入をお考えの方はお早めにどうぞ。
又、
来月レッスンのマンゴータルトですが
マンゴーを大好きな方が多い反面、
アレルギーで食べられないとおっしゃる方も少なくないので
レッスン案内に後日追記しましたが
マンゴーに替えてグレープフルーツを用意することが可能です。
既にお申込みの方も含めて変更を希望される方はお申し付けください。
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