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レース編みのリングピローと京都とWeddingエトセトラ

結婚式シーズンの6月ですね。
今ではチャペル結婚式が主流となって指輪の交換にリングピローが登場することが多くなってきました。

教室の手芸レッスンに数回単発で参加される方には
お子様やご自身の結婚式に
自作のリングピローを用意したいとの動機で参加される方が少なくないところを見ると
今やキットでも沢山販売されるピローですが
そのデザインに余り好みのものがないということがあるのかもしれませんね。

最近手芸レッスンをスタートされた方の中にも
お子様が数年後にはめでたく晴れの日をお迎えになる方がいらっしゃるし、
ご家族や友人にオリジナルのリングピローをプレゼントされる方もいらっしゃることだと思います。

今まで布製のものばかりを紹介していましたが
折角編み物レッスンにいらっしゃっている方が多いのだから
手編みでリングピローもあるのだとご紹介したくて編んでみました。

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40番のレース糸、モチーフと紐は2本取り。
ピロー本体は1本取り、かぎ針はレース編み用8号です。
 2017_06_10_IMG_0406 
  裏2017_06_10_IMG_0407
束に編むのが良く理解出来ないとおっしゃる方がいらっしゃいますがこういうことです。

  2017_06_10_IMG_0410 画像
レッスンでスタート当初や冬ものを編むのに使用する糸とかぎ針の違いが分かりますね。
レースのプラスティックのケースはもう30年以上前から使用しているもの。
今はこんな便利に使える容器に入ったものも無く徳用サイズも無くなっています。

先日も同年齢の方ばかりのレッスンで
小さい頃は母親の手作りのものばかりを着ていたと言う話で盛り上がり、
あの頃のものを取っておいたら良かったなんて話になりました。

母親を18歳で失くしている私ですが、
それまでに母が編んでくれたカーディガンやストール、羽織が今でも手元にあるものや
先日姪に渡したものがあり
それは今でも綺麗に残っていて普段使いに出来るものばかりです。

自身で編んだレース編みも既に40年近く経ったものも多く、
それらも今も現役で活躍中(*^_^*)

初めからこんな細い糸で編むのは大変ですし
老眼が出てくる年齢になると手探りで針を入れることもありますが
それが出来るのも昔とった杵柄だからですね。

母がいなくなって箪笥をみたら入っていたもので捨てられないものは
全てそうして手作りで作ってくれたものばかりでした。

一朝一夕に技術がつくものではないことですから
皆さんの今の積み重ねがキットご家族に懐かしく嬉しい思い出に繋がることと思いながら
この編んでも編んでも中々進まないピコット編みのリングピローを完成させました。

プレゼント用に久々に作ったリボンのミニリース。
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これもWeddingのプレゼントに喜ばれますよ。
Weddingでなくても室内をちょっとオシャレに演出してくれます。

Weddingと言えば4月初めの京都・嵐山。
ちょっと前置きが長いけれど・・・

JR嵐山の駅に着いて
丸太町通り側にも駅舎が増築されて改札口が出来ていて便利になったとカメラに収めた途端に
   2017_04_03_IMG_4196
道路との段差に気付かずに大コケ。
iPhoneの液晶画面がひび割れしたのはまだ良しとして後ろから来た車に危うく轢かれそうになりました^^;
天然呆けもここまでくると救われないですね~(;_;)


清凉寺2017_04_03_IMG_4200
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近くの森嘉さんで豆腐とひろうすを
天竜寺御用達の和菓子屋さんで名物の桜の葉が2枚合わせの白い桜餅や蓬餅を求め
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以前は5時を過ぎたら人影全くなしの光景でしたが
殆ど咲いていないけれど桜見物を当て込んで訪れたらしい人で沢山でした。
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見た目にもすぐに分かるほど殆どが中国からの観光客。
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空港に向かう為に阪急嵐山駅に向かう桂川支流の橋でこんな光景に出くわしました。
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このショット画像
を取りたいだけでこの道を選んだのですが
パリのエッフェル塔やルーブル美術館のピラミッド、
イギリスのコッツウォルズの狭い橋を通せんぼしてまでカメラマンを従えて記念撮影する中国のカップルを見ていたのが
今や日本でもこんな光景を見るようになっているのですね。
そこのけそこのけとばかり皆さん遠巻きに撮影の邪魔にならないように通り過ぎてくださって
迷惑をかけているってご存じないのか知ってのことか( ´Д`)

4年ぶりに合う後輩との時間調整に
京都駅の一つ前の東福寺で下車して桜の向こうの通天橋を臨もうとしたら
   2017_04_03_IMG_4187ここも中国からの観光客で一杯でした。
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桜はまだまだ蕾固しでした。

この後後輩と未だ保持している伊勢丹カードのホルダー専用のラウンジで長話の後
駅ビルで大階段を望みながら昼食
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京都に出かけても合う時間を取れなかったせいもあって
実に半日以上のおしゃべりですが話は尽きず・・・
「こんなことが出来るのも
先輩が私達出来損ないの新入社員研修をする為に退職を半年伸ばしてくれたからこそですよね」
と言ってくれましたが、そんなことすっかり記憶の向こうの私。(渋々承知したのを思い出しました^_^)
そして今現在働く世代の方にお仕事の悩みを打ち明けられることも多いので
そんな方々へのエールとして気恥ずかしい思いを抑えて敢えてご紹介しますが、
「退職時に東京支社から届いた寄せ書きを見せて貰って
私も辞める時にこんな事を書いて貰える仕事をしたいと思った」らしいです。
良く覚えていますね、私はその寄せ書きのことも内容も覚えてないんですけれど^^;
働くことは苦難の方が多いし上司に正当に評価して貰えないことがあるかもしれませんが
周囲の人は良く見ていると思って頑張ってくださいね。

人の縁って分かりませんね。
厳しい研修の鬼だった私を今でも慕ってくれて仕事の糧にしてくれてるそうですから。
「楽と困難、2つの道があったらいつも困難な道を選んでいましたね」って。
それはそうかもしれません。
内定を決めてからアルバイトと研修の1年足らずの付き合いで
こんな理解をしてくれていたんだと驚きでした。

それがあったから良きも悪しきも今があるって気持ちを共有出来る友がいるって幸せです。
全部ゴチ、お土産も頂いて(^^)/~~~でした。
この後卓球に行きますって、もう20年以上続けている彼女です。
趣味の継続には努力と周囲の理解も必要ですね。
今は仕事の悩みを打ち明けるとお嬢さんに叱咤激励されるそうで、
それはきっと働く母の姿を見せながら子育てを厳しく愛情を持ってしたことが
お子様からの母への愛情として還ってきているのでしょう♡

この後輩は現在有名ブライダルサロンで京都と海外Weddingの担当責任者をしています。
もし生徒様ご本人とご家族で該当地域でのWeddingプランのある方はご紹介します。

今年の京都の春は寒さが続いて桜を満喫とはいきませんでしたが
  2017_04_04_IMG_4277
こんな仙太郎さんの期間限定ぼたもちもあってお買い物が樂しおした。

人の付き合いも趣味や技術を深めるのも一日にしてならずですね。
日々の生活の中で長いお付き合いを♡
そんな思いを皆さんと共有できるレッスンにしていきたいと改めて思った春でありました。


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